吉四六のりができるまで〜生海苔の加工編〜

 

入園・入学のシーズン到来ですね。

我が家では、年長になったばかりなのに、来年使用する長女のランドセルが早くも話題に。

どうも娘の欲しい色と妻が希望する色が全く異なるそうで・・・女同士のランドセル論争の火蓋が切って落とされました。

こういう時って、男はどちらの肩を持ったらいいのでしょうか・・・( ^_^ ; )

 

皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。

専務取締役の幸野剛士です。( *^。^* )

 

前回のブログでは、生海苔の仕入れについてお話させて頂きました。

今回は、生海苔の乾燥作業についてお伝えします!

 

宇佐市の海苔養殖生産者の松本さんから直接仕入れた生海苔は、

ごみなどの付着物を取り除きながら、

塩水でほぐし、撹拌機で泳がした状態にしておきます。

 

撹拌機の生海苔をさらに異物除去機にかけて、目視では見つけることの出来なかった

さらに細かい異物もしっかり取り除いていきます。

 

その後、生海苔を丁寧に洗浄し、脱水機に3回かけて水気を取り除きます。

 

脱水され凝縮された生海苔を、フワフワにほぐします。

1枚1枚を手作業で徹底的にほぐし、海苔の葉っぱの形がしっかり出るように

機械を使わず、あえて手作業で行うところが弊社の特徴です。

複数のスタッフが丁寧にほぐしていきます。

 


ほぐした海苔は、ベルトコンベアに乗せて、均一に広げ、大型乾燥機にかけて仕上げます。

 

⑤大型乾燥機に入れていきます
⑤大型乾燥機に入れていきます

 

 

収穫最盛期である、2月〜3月では、

1日に400kgの生海苔を乾燥させて、1年分の吉四六のりの原料となる「バラ干し海苔」を作っていきます。 

 

 

生海苔本来の風味や味わいにこだわっているので、

手作業一つ一つ丁寧に作っています。

 

こうして乾燥させた海苔が、

最終的にどうやって商品になり、お客様のもとへ届くのか・・・、

それにつきましては、また次の機会にご案内させていただきます!