吉四六のりができるまで〜生海苔の仕入れ編〜

こんにちは。

新年度を迎え、入学、進学、就職、引越しなど新たな生活に踏み出す皆様も多い事と思います。

我が家の長女もいよいよ保育園の年長組となり、毎日、年下のお友達のお世話をするんだと張り切って登園しています。

 

皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。

専務取締役の幸野剛士です。 ( *^。^* )

 

2018年が始まり生海苔の旬を迎えると共に慌ただしく過ぎ去った1〜3月。

入荷・加工作業がひと段落ついた4月を迎え、社内もようやく落ち着きを取り戻しました。 

 

今年の生海苔の入荷・加工作業を振り返りながら、皆さんに少しでも「海苔」を身近に感じてもらいたいなと思い、2回に分けて 

生海苔の仕入れから加工までの作業工程をご紹介したいと思います!

 

今回は、生海苔の仕入れの様子のご紹介です。

 

鶴亀フーズでは、旬を迎える1月下旬から3月にかけて、

宇佐市で海苔養殖をされている松本さんより、直接、生海苔を仕入れます。

その仕入れた海苔を、工場で加工し、皆様のお手元に届くように商品化しています。

 

まず、摘んだばかりの生海苔を、片道2時間かけて松本さん自らがトラックを運転し弊社まで届けてくれます。


荷下しをしながら、摘んだ時の天気や気温、海苔の状態などの詳細を松本さんに教えてもらいます。

 

鶴亀フーズでは、海苔本来の味わいを大切にしているため、漁場から摘んだままの状態で運んでもらっています。

 

数多ある海苔養殖生産者様の中から、松本さんに仕入れをお願いしている理由は、いろいろな生産者様の中で、一番海苔を丁寧に作られていると私自身が感じたからです。この事が決め手になり、3年前から大分県産の海苔は松本さんより仕入れることにいたしました。

 

松本さんは現在、先代であるお父さんと海苔の養殖を営んでいます。

おじいさんの代から数えて松本さんでちょうど3代目。

私も、同じ3代目であり世代も同じという事もあり、仕事の苦労や喜びなど分かち合える事も多く、いつも刺激を受けている、とても大切な存在でもあります。

 

まず、入荷した生海苔は

手作業で洗浄します。

 

養殖網に付着し、生海苔に絡まった木くずやゴミなどが混入していないかを入念に確認しながら洗浄し、塩水が入った撹拌機に入れていきます。

 


 

撹拌機に入れた生海苔はその後、

脱水→乾燥を経て、商品に加工されます。

 

脱水、乾燥、加工の工程については、次回詳しくご紹介いたします!