はじめての工場見学

こんにちは。皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。

専務取締役の幸野剛士です。 (⌒▽⌒)

 

生海苔の仕入れ、加工作業も終盤に差し掛かった3月の下旬に、

鶴亀フーズ創業以来初めてとなる「工場見学」を開催いたしました。

 

今回、この工場見学を計画・主催して下さったのが、

『キッズ食育スクール 青空キッチン』坂ノ市校の石動(いしない)敬子先生。

 

始めは「実際のところ、海苔の工場見学なんてみんな興味あるのかな?きっと来ても参加者も数組くらいだろうな」と思っていました。

しかし、石動先生が生徒さんのご家族や、他校でご活躍されている同スクールの先生方に声をかけて頂き、当日は30名近くの親子の皆さんが参加!!

工場2階に設けた会場は、ちびっこたちの元気の良い声であふれていました。

 

 

まずは、工場の作業風景を見る前に、海苔のお勉強です。

 

はじめに、石動先生による海苔の解説やクイズコーナーがありました。

 

石動先生と事前に数回打ち合わせをしたのですが、その際に私が海苔について話した内容をイラストや文章にまとめて説明してくださいました。

 

石動先生の説明が始まると、みんなピタッとおしゃべりを止め、お話に集中していました。先生の分かりやすくて面白いお話や問いかけに、みんなぐいぐい引き込まれていきます。

 

次に、私が海苔の収穫や乾燥作業の様子を動画を交えながら解説させて頂きました。

人前で話すのが苦手な私は、実は昨晩からかなり緊張していましたが、先生と子供たちのやり取りを見て安心し落ち着いて話をすることが出来ました。

 

いろいろ話を聞いてみると、

おにぎりやそば、パスタなどいろいろな形で普段から海苔を食べていることが分かり、私自身勉強になりました。

 

 

その後一度屋外に出て、実際昨日仕入れたばかりの生海苔をみんなで見たり、触ったりしながら、生海苔がどのような状態で納品されるのかを確かめ合いました。

 

そして、いよいよ工場内の見学です!

生海苔の脱水・乾燥作業の様子をみんなで見学しました。

機械の操作音が大きいため、驚いて泣き出す子もいるかなと不安でしたが、みんな興味深く熱心に作業の様子を見ていました。

 


 

出来たばかりの摘み海苔を、みなさんと試食しました。

「おいしい~!」と子供たちが美味しそうにパクパク食べている様子を見て、とても嬉しくなりました!

 

 

食の多様化により、お米を食べる文化が減少する中、

幅広い世代の方に『海苔』の魅力を伝えたいという思いが年々強くなっていましたが、

どのように情報発信をしたらよいのかも模索中で・・・

 

今回「工場見学」という形で、親子で海苔に親しんでもらえる機会を頂き、

私どもにとっても、たいへん貴重な体験となりました。

 

見学会の最後には、プレゼントもいただき感謝です!

 

 

海苔の乾燥作業は、3月末をもって終わりましたが、

機会がありましたら、子供たちが海苔に親しんでもらえるような企画を

ぜひ実施していきたいと思っております。

『キッズ食育スクール 青空キッチン』坂ノ市校の石動先生をはじめ、生徒さんやご家族の皆さん、同スクールの先生の皆さん、どうもありがとうございました!

 

これからも、みんな海苔をたくさん食べてくださいね~♪

 

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