こんにちは。鶴亀フーズ専務の幸野剛士です。
梅雨も明け、いよいよ夏本番!
夏に食べたいごちそうといえば、『うなぎ』!
精がつきますよね。
大分にも数多くのうなぎ屋さんがありますが、
大分市大石町に店を構える『うなぎ料理 入舟』さんでは、
お品書きの一つである『ひつまぶし』の薬味として、
弊社の『吉四六のり』をご利用頂いております。
どのような経緯でご利用に至って下さったのか、
また薬味として吉四六のりを召し上がられたお客様の感想などを、
代表の長友隆之さんにお話を伺って参りました。
まずは何より、お話の前に実食!ということで、
ひつまぶしを頂くことにしました。
注文してしばらくすると、厨房から何やらいい香りが漂ってきました。
こちらをご覧ください。
厨房の一部がガラス窓になっており、
うなぎを焼いている姿を実際に見ることが出来ました。
熟練した技と香りが相まって、その風景を見ているだけでよだれが出てきます。
入舟さんは注文を受けてからじっくりうなぎを焼き上げるため、
待っている間に「うなぎのきも焼き」を頂くことにしました。
こちらも香ばしくて、食感も良く、たいへん美味しかったです。
そして、待つこと十数分、待望のひつまぶしが運ばれてきました。
おひつの端から端まで敷き詰められたかば焼きは、
色よし。艶よし。香りよし。 三拍子揃って光輝いています!
そしてその横に4種類の薬味が添えられていました。
画像右下から順に、大根おろし、ねぎ、わさび、そして吉四六のりです。
ちなみに、ひつまぶしの薬味に海苔が使われるのは、珍しいとのこと。
薬味を使わずにそのまま食べるのもよし、お好みの薬味を加えたり、
だし汁をかけて食べたりと、3つの味の変化を楽しめる、ひつまぶし。
それぞれの薬味が味に彩りを与え、とても美味しかったです。
吉四六のりは、かば焼きといっしょにそのまま食べても良いし、
だし汁をかけると海苔の風味が広がって、それもまた大変美味しかったです。
ごちそうさまでした。
ひつまぶしを堪能したところで、代表の長友さんにお話を伺います。
ーーー それではよろしくお願い致します。
(長友さん)はい!なんでも聞いてくださいね。
ーーー ありがとうございます。まず、薬味として吉四六のりを使うようになったきっかけを教えてください。
(長友さん)吉四六のりを使う以前は、「あられ」を薬味に用いていました。
あられのカリカリっとした食感や、だし汁を注いだあとのふにゃっと柔らかな食感を楽しんで頂くために使用していましたが、他の薬味に比べて今一つ人気があまりない感じを受けました。「薬味に海苔があればいいよね」というお客様の声もあり、試しに使ってみたら好評でしたので、正式に薬味の一つとしてあられから吉四六のりに変更することにしました。
ーーー 実際に召し上がった方からはどんな感想がありましたか?
(長友さん)「海苔も美味しいね!どこの海苔?」と聞かれることもあるぐらい好評ですよ。
大分のソムリエの皆さんと、うなぎとワインの食事会を開催したことがあるのですが、締めに『ひつまぶし』を出したところ、「海苔だけ食べてもおいしい」という声もあり、うなぎとのコラボはもちろん海苔単体としても人気がありますよ。鶴亀さんは大分では有名なブランドですので、その海苔を使っているというだけでもお客様に安心して頂けます。私たちも「入舟のうなぎは美味しいね」とより多くの方にご満足いただけるように精進致します。うなぎと海苔の相性の良さをぜひ一度ご賞味ください。
ーーー本日はインタビューのご協力ありがとうございました。
入舟の代表、長友さんは私と同学年の40歳。
お父さまよりお店を引き継いで早20年。腕の確かな2代目です。
古くから日本に根付いているうなぎ料理の伝統を守りつつ、ワインとのコラボレーションなど、うなぎ料理の新たな可能性に挑戦し続ける姿は、同じく家業を継いだ私にとっては良い刺激であり、非常に感銘を受けました。
日本食文化の一端を担う者同士として、これからもどうぞよろしくお願い致します。
入舟さん情報
住所:大分県大分市大石町5−1−1
電話番号:097−549ー5765
定休日:月曜日
営業時間:11:30~14:30 17:00~21:00
公式サイト:http://o-irifune.jp/