こんにちは。みかんとセメントの町、
大分県津久見市出身の鶴亀の嫁、ゆうこです!(*^。^*)
前回は『海苔の歴史』をテーマに、
海苔の歴史についてお伝えしました。
今回の海苔トリビアは『海苔の歴史』後編 です!
約400年前の江戸時代には、
現在の海苔につながる基礎が築かれました。
『四角い板海苔』や『海苔巻き』が誕生し、
海苔養殖が始まりました。
『海苔巻き寿司』は、ハレの日の食べ物として
江戸で大流行しました。
ここで突然ですが、海苔クイズ (ノ゚▽゚)ノ
江戸時代に海苔が発展した理由は、
歴史の教科書にも登場する
あの人が大好きだったからという説があります。
あの人とは、ズバリ誰でしょう?
・・・正解は、徳川家康です!
海苔好きの徳川家康に、
美味しい海苔を献上するために、
品川・大森を中心とする東京湾で
海苔の養殖が始まり、
商人を通じて全国に広まっていきました。
江戸時代の終わりには、焼き海苔が売り出され、
明治時代の初めには、味付け海苔が作られていきます。
昭和になると、海苔養殖に大革命がおきます。
昭和24年。イギリスのドリュー女史が海苔の糸状体を発見し、
海苔の一生を解明しました。
この大発見により、海苔の研究が進み、これまで自然まかせだった
採苗が人間の手で行えるようになりました。
これにより、生産量が安定し、昭和48年には
初めて100億枚の生産を達成することになります。
そして平成の現在。
ドリュー女史の発見から、さらに海苔の研究が進み、
冷凍網の技術や大型自動乾燥機の普及など、
様々な養殖技術が開発されました。
またコンビニ用おにぎりが登場するなど、
これまでと違うところで、海苔がどんどん使われるようになっていきます。
現在、毎年約100億枚の海苔が生産されています。
『海苔の歴史』特集、いかがでしたか?
歴史を重ねて、日本人の食文化に欠かせない存在の海苔。
私たち、鶴亀フーズでは海苔文化を
次の世代につないでいけるように、
これからもスタッフ一丸となって海苔作りに精進していきます!
以上、海苔トリビアでした!